仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

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2007年11月20日

さぶい~

今日は北風が吹きすさぶ寒い一日でした。

この夏は、関西はドロドロに溶けそうな猛暑日のつづく毎日で9月になっても真夏日があったりして、まったく秋が来るのかと思うほどの温暖化実感の年でした。

その割には、台風の直撃なかったかな。

急に寒くなった感じで、紅葉も鮮やかに変化してきました。

仙台は、もう雪ですか。

関西にきて、なにがうれしいって言うと、冬に朝起きてカーテンからこぼれる淡い光に「やばい!雪だ!タイヤ履き替えなくちゃ、雪かきしなくちゃ!!!!」と飛び起きることがないことです。

もっとも、神戸ではうっすら路面が雪で白くなることはありましたが、ここ和歌山(市内中心部限定ですが)では朝早く路面が白くても日が昇るとすっかり消えていってしまいます。

アイドリングをしなくても車はバシバシ動きますし、凍っている道路をこわごわ歩くこともありません。

もちろん、和歌山でも紀ノ川沿いや山間部や有名どころの高野山や熊野古道当たりは山の中なので雪も降りますし氷点下にもなります。
山間部と沿岸部ではビミョウに気候も違います。

有名なミカンの山は沿岸の丘陵地に多くみられますが、日当たりの良い南の斜面はミカンの木が植えられ、人家は山の谷間の一番早く日陰になるところに建てられています。

高齢者が多くなったのはどこの土地でも同じかもしれませんが、和歌山の高齢者率は20%に近づく勢いです。
若い人は大阪や神戸などの都市部に出ていく土地柄、急な坂の続くミカン畑を守っているのは70代以上の高齢者が多いと聞きます。

機械化が進んでも、果樹は人の手が必要です。

重たい消毒を背負い、山に登り一本一本消毒をし、家族総出でひとつひとつ取り入れをする。

お正月に向けて、和歌山のミカンも仙台に出回ると思いますが、ミカンを食べるときにちょっとだけ思い出して欲しいと思います。

このあたりのおばあちゃんやおじいちゃんが、暑さの中、寒さの中で腰を痛めながら育てたミカンであることを。

ミカン、おいしく食べてね。






  


Posted by リリィ at 00:38Comments(0)