仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

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2007年12月02日

お散歩



お天気のいい暖かい日曜日です。

愛犬と和歌山城へお散歩に行きました。

かつてお堀だったところが、一部埋め立てられて公園になっています。
そこに3本の大きな銀杏の木がたっています。
例年なら、11月には落葉して銀杏の絨毯になっているところなのですが、今年は紅葉が1ヶ月以上遅いようです。
愛犬リリィは、落ち葉の中をがさがさ歩くのが大好きなのですが今年はまだがさがさするほど落ち葉の厚みがなく、かさこそと歩いています。

60代くらいの年輩の方々が、お城のゴミ集めのボランティアをしてくださってました。
ゴミ集めついでに紅葉を写真に収めたり、スケッチをしたり。。。

交通量の多い道路に囲まれている和歌山城ですが、城内に入ればこんもりした森や林に野鳥が鳴き、野生化した台湾リスが冬支度をする姿がみられます。
無料の小さい動物園には日本鹿やウサギやポニーやカピパラがひなたぼっこしていたりして、穏やかな風景です。

仙台の青葉城は山城なので、ちょっとお散歩に行くようなお城ではなかったですが、
和歌山は城下のど真ん中にお城があって、いまも近くには県政の中心、県庁があり市役所があり裁判所があります。
藩政時代と変わらない位置関係は、「徳川さん」のご城下だったという誇りでしょうか。
休日にはいろんなイベントもあり、市民の憩いの公園です。
仙台の西公園みたいな感じかな。

ただ、戦時中はこのお城がアダとなって、お城北側のお堀の端、大きな交差点が爆撃ポイントになってしまったようです。
最初の焼夷弾がここに落とされ、城の北側の町の中心部は大変な被害だったようです。
お城の城郭もこのとき焼失したそうです。

しかし、お城の南側の区域はお城の森に守られて被害が少なかったとか。
戦前からあったという、大きな楠の木が大きな枝を広げ人間の愚行を諭しています。

いい天気だな~なんて、愛犬とぽてぽてお散歩できる何気ない、なんてことない休日が、いつまでもやってきますように。

  


Posted by リリィ at 11:39Comments(0)