仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

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2010年03月20日

ユーミンのベストアルバム

70年代と80年代の間で青春時代を過ごした。

だから70'Sでも80'Sでもなく。。。

せつなくて、会えなくて、私から別れましょうと言った彼が、

最後にくれた手紙。

『いくつになっても、君と過ごしたころに流行った歌を聞けば

学生時代の思い出と一緒に必ず君を思い出すよ』

嫌いになったのじゃなく

ただ淋しくて会いたくてでも会えなくて

それがつらくて別れましょうと言った私。

大都会の中で、私からの週に一度の電話をきっと楽しみにしていてくれたであろう彼。

見捨てた私。

ユーミンの曲はそんなせつなさを思い出させる。

結婚が決まって仙台で過ごす最後のクリスマス。

不意に彼から電話があって

『結婚するんだってね。おめでとう。

仙台にきてるんだ。

会えないかな。』

同窓会に行くように

努めてあっけらかんと会いにいき、共通の友達を呼んで学生時代のように

わいわい騒いで別れた。

『しあわせに』と言ってくれた。

同席した友人に『これでよかったの?』と聞かれ、

『うん』と答えたけど。。。

なんかせつなかった。

故郷に戻り建築士をしているだろう彼は

あの手紙どおり

あの頃の曲を聞くと本当に私を思い出してくれているのだろうか。

忘れられなくなっているのは私のほうだというのに。

ユーミンの曲に

もうぼんやりとしか思い出せなくなった彼の面影が浮かぶ。  


Posted by リリィ at 23:31Comments(0)