仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2010年05月23日

ふるさとって

実家があるかどうか。。。かな。

兄は『お前が帰ってくるところはここかと思って』と

実家のあった土地に家を新築した。


仙台に帰ると、坂を上り角を曲がるまでは昔のままの古い住宅街があるのに

角を曲がって見えるはずの実家はなく

あるのは新しい『兄の家』だ。

交通も道路もよい新興住宅地に移らずに、ここに留まってくれた兄家族。

両親だったらどうしてほしいかなと考えて決めたんだと兄は言ってくれた。

古い宅地は道路は狭く坂ばかりで、雪が降るころはことさら暮らしにくい。

さぞかし義姉は引っ越ししたかっただろう。

その思いはありがたい。

でも、汚くても古くても庭が草ぼうぼうでも、

帰るところはあの家がいい。

リビングにいたら、父がドアを開けてぶっきらぼうにやってきて、

母が自慢の塩辛い漬物を物置からもってくる。

相変わらずなんとなくゴチャついた部屋と和室にある母のミシンと

実姉の小さな仏壇と。

今年は庭の胡瓜がよく育つとか

いつまでいられるんだとか、たわいもない会話があって。。。

娘に戻る、それが仙台に行くことだった。

お兄ちゃんには本当に悪いんだが、

お兄ちゃんの家には行きにくい。

仙台は遠くなってしまった。。。


子供に戻れないのはときに苦しい。
  


Posted by リリィ at 22:59Comments(2)

2010年05月23日

リリィのために

日に日に歩けなくなる愛犬のために

新しいカーペットを買った。

オシッコ漏らしてもうちで洗えるよう、ウォッシャブル。

フローリングでは滑ってしまってうまく歩けないから。

踏ん張れ、リリィ。

7月で11才。
  


Posted by リリィ at 21:08Comments(0)

2010年05月23日

キャッチボール

第一生命のコマーシャルをみるたび涙がでる。

小学生になったばかりの少年が、『将来の夢』を聞かれて

『キャッチボール』と答える。

笑うクラスメート、戸惑う先生。

放課後、走って彼が向かうのは病院。

そこには入院中の母と生まれたばかりの弟がいた。

ランドセルから真っ白なボールを出して赤ちゃんの手元に置く。

そうかぁ。

君はお兄ちゃんになったんだね。

将来の夢は 弟とキャッチボールをすることなんだ。

早くおっきくなれよ。

幼い兄の喜びがあふれる。


うちの娘も、兄弟ができたならこんな風に喜んだのかなぁ。  


Posted by リリィ at 20:39Comments(0)