リリィ的三丁目の夕陽

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夏休みになって、

和歌山にはたくさんの帰省客や観光客がやってきます。

私の自宅から車で10分ほどのところに万葉集にも歌われた

片男波海岸があります。

古くからの保養地、和歌浦にも近く

子供を連れていくにもきれいで設備もいい海水浴場です。

そこで先日、三歳の子供さんが水死したと。。。

海水浴を楽しんで親が片付けをしている間に一人で海に入り溺れたのだそうです。

目を離した親もいけませんが、たくさんいたであろう他の海水浴客も

一人で遊ぶ幼児に無関心だったのでしょうか。。。

楽しくて帰りたくなかったのでしょう。

もう少し遊びたかったのでしょう。

かわいい盛り。

親御さんの悲しみはいかばかりかと思います。


和歌山では夏になると海や紀の川での水難事故が多発します。

ほとんどは地元の人ではなく県外の人だったりします。

地元民はどこが深いとかこのへんは砂利を掘ったから危ないとか知っている。

地元の子は親に言われて近付かない。

ならば、よそ者にも教えてやれよ。

あそこは危ないよ、小さい子が一人でいるよ。。。

よそ者は遊びにだけ来るお騒がせ。。。

違うじゃない。

お金も落としてくれている。


周りが関心さえ持っていたら防げたかもしれない事故。。。

小さな命が

哀れに思うニュースでした。