仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

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2011年02月16日

訃報

仙台の友人が数回携帯に着信を入れていたので、今夜電話した。

仕事中とか、これから出勤とか、なんだかタイミングが悪いときばかりだったので

電話に出れなかったことを詫びると、

「実はねぇ、母が亡くなったのよ。。。」

先週末、温泉に出かけたお母さんが、風呂場で倒れ

そのまま帰らぬ人になった。。。という。

死因は「くも膜下出血」

週末だったせいか、仙台市内で早急に受け入れてくれる病院が見つからず

倒れたときは意識があったのに

やっと収容先が見つかって搬送されたときには意識不明状態。。。

そのまま亡くなられたらしい。



仙台でも、救急難民が発生するようになってしまったのだと思った。



急なことで、表面的には元気そうに話す彼女に


「無理はしないこと。泣けなくても冷たい人間だなんて考えないこと。

つらくなったら、無理に元気を出そうとしないで、2~3日寝込んでみること。

なにより、時間が癒してくれるまでいろんな感情の中で過ごすけど

それが普通なのだと思っていいこと。

時間がたてば、いつかちゃんと泣けるし、泣いたらちょっとは心の整理がつくから

時が癒してくれるのをゆっくり待てばいい。。。」と話した。



人間は、慣れることができる。

愛する家族がいなくなったことに慣れていく。

ショックを忘れていく。

それはすばらしい能力なのだと、自分が親を亡くして思った。



順番は回ってくる。

回ってくるが、それが自然なことなのだ。



「気を落とすな」とはいわなかった。

気休めも必要ない。

こんなとき、気持ちは落ちるものだし、気休めは休めることになんてならないものだ。



肝っ玉母ちゃんの娘でよかったね。

もらった人生、ちゃんと生きよう。



今頃、天国でキョトンとしているおかあちゃんを心配させないようにだけ

ちゃんと生きよう。



時間がたてば、自然に笑える日が来るから。


がんばるなよ。。。。



  


Posted by リリィ at 23:33Comments(2)