仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

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2011年12月19日

クリスマス前に?

先日、矯正歯科の定期受診のため帰省した娘が

ボーイフレンドとの不協和音について話していた。

付き合いだしたのは今年の5月。
今年入学した一年生だと言っていた。

以前は、祇園祭に浴衣でいったんだ〜とか

愛犬に会わせたいから今度実家に連れて来てもいい?なんて話していた。

彼の話をするときの娘は楽しそうだったので、仲良くしているのだろうと思っていたのだが、

今回の話はちょっと違った。

年下の彼は、かなり背伸びをして彼女と付き合ってきたのか、親しくなるほどに、その背伸びが『張りぼて』であるのが露呈してきたようだった。

就活を目の前に、大人として独り立ちを具体的に考える時期にきている彼女と

高校生気分がまだ抜けない一年生では、将来へのスタンスも学業に対する姿勢も違った。

男として大人っぽく仕切りたい彼の『張りぼて』を、年下だからと容認してきた彼女だったが、

だんだん、イライラしてきたようだった。

自分は思いやりや理解をうけるのが当然だけど、相手を思いやるとか理解することに慣れていない彼。

暗くなってから部屋にやって来る彼女を、最寄駅まで迎えにくることはなく部屋でまっていたり

一緒に、同じ講義に向かうとき、自分だけ自転車にのって
『後でね〜。』と先に行ってしまったり

『なんだかね、自分のことしか考えてないんだよね。。。物事への考え方も、誰かの受け売りばかりで。。。』



男女が付き合っていくとは、同性の友人との付き合いとは、おのずと違うもので
なおかつ、どんな家庭でどんな愛され方をして育ったかにもよる。


誰だって、母親のように無条件で愛してほしいし、わがままとわかっていてもわがままを聞いてほしいときもある。

しかし、恋人は他人なのだ。
彼女は第二の母親ではない。

甘やかさないことと、思いやらないことは違うし、

自分の考え方をすべて理解してくれるわけではない。
違う人格なんだから。


付き合うとは、相手をどれだけ好きかではなく

自分的に相手の気に入らないところをどのくらい許せ、歩み寄れるかではないかと思う。

それは、どちらか一方だけの努力によるものであってはならない。

それが『付き合える』関係だと思う。

話を聞きながら、これは長持ちしないなぁなんて思っていた。

そしたら今日、『わかれたーw(゜o゜)w』とメール。

友達に戻ろうといわれたらしい。

いや、彼女的には彼は友達としたら少しランク外かもしれない。


彼にしてみれば、クリスマス前だもの、きっと別れたくない、やり直そう、私が悪かった、的な反応を期待してのことだったかもしれない。

だとしたら、彼はやっぱり彼女をわかっていない。

彼女は彼が思うより、『男前』なのだ。

考えてもどうにもならないこと、譲歩の方向がまったく見えないこと、なによりその苦悩がのちのメリットにならないことは

スパッと切る。

それはもう、潔く。


もちろん、とりすがったり、泣き叫んだりするのはめんどくさいし

それほどの価値を見出だしてはいない。

彼女のプライドが許さない。



クリスマス前、損をしたのは彼のほうかも。



『私にはあなたが必要よ、捨てないで』なんて言ってほしくて

別れようって言ってみたら
あら、かまいませんよ、別れましょう。。。とあっけらかんと言われ

すんなり白旗降った男ならうちにもいます。


男なんてそんなもんです。



本来、甘えっ子の彼女。

強さは生き抜くために身につけた鎧。

彼女の強さを『無理するな』と包んでくれるような男性が、現れたらいいなぁと思います。



みなさん、楽しいクリスマスを過ごしてくださいね〜。
  


Posted by リリィ at 16:43Comments(0)