仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

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2011年12月23日

その後。。。

一見、アッケラカンとしていた娘。

一時は『結婚したい』とまで思った彼との別れはショックだったらしい。
夜、携帯に電話をよこした。

同じ大学だから、顔を会わす。
今までなら学食で隣にすわったのに、向かい側にすわる。
話かけてくる。
自分から別れたいと言ったくせに、もらった指輪を返したら泣く。

彼の部屋に置いていた自分の荷物を紙袋に入れて返してきたが、
マンションの入口にポンと置いて、荷物から離れたとこから返しにきたという。

別れたいと言ったつい三日前までいつもとかわらない付き合いだったのに、
そのときもこいつとは別れようと思っていたという。

喧嘩が増えてきたけど、こうしてわかりあえるんだと思っていたのに。。。




男女の精神成長は女性のほうが早いといわれる。

別れようと言えば、きっと自分の幼さも無条件で受け入れてもらえると思った彼と

合わない部分も折り合ってより理解し合いたいと思った彼女。

きっと、お互い嫌いになったわけではなく、
相手に求めるパートナーとしての『条件』が食い違ったのだろう。

彼女が悲しいのは、『別れ』そのものではなく、

扱われ方であったように思う。

遊び疲れ、攻略し終えたおもちゃに飽きたように、『もう、いいや』とごみ箱に捨てたものの、

やっぱりもったいないかなぁと、時々とりあげる。

そんな感じであると。

一人の女性とは扱ってないし、一方的で自分勝手なくせにちょっと勿体なかったかな、彼女が折れてくれたらヨリを戻してもいいよ、みたいな。。。


腹立たしくて涙が出るといって電話口で泣く彼女。


それをなぜ友達ではなく『母親』にいうのか。。。


友達は、鎧を着た彼女を本当の彼女と思っている。

それまでの彼女も、それまでの彼も、それまでのいきさつも知っている。

『別れた』といったら、『あんたにしてはガキによくつきあったね。』と言われた。

『そうだね』と平気なふりをして返したが、やりきれなかった。

友達に見せてきた自分を、彼女も真の自分だと認識しようとしていたし、

それを崩したくない。

だけど、この辛さはだれかに聞いてほしかった。。。

彼女にも守りたいプライドがあったのだと思った。


縁がなかったのかもしれないし、もしかしてしばらくしたらまたお互い思い直すかもしれない。

とにかく、一度リセットしたら?

友達としてではなく、思いキリ『後輩』として

メルアドやmixiの写真も消して、

彼がなかったことにしてくれというなら、自分もおもいっキリなかったことに。

しあわせだった気持ちだけ覚えていたらいいんじゃない?

だって、それはうそじゃないもの。


もっといい男、外見じゃなく、男気のある男くらい、まだどっかにいるよ、出会ってないだけ。

ヤケクソでチンケな男捕まえるな〜。もったいない。

もっと、いい恋みつけなよ。
きっとあるから。


そんな話をして電話を切った。

翌日、mixiの日記に

『わたし、お母さんの子供でよかった。
産んでくれてありがとう』


どぉいたしたして。

あなたが選んだお母さんですから。。。


大人の階段はまだまだ先が長いのよ。


いつか、その弱さも知っている友人ができるといいね。


がんばれ〜。  


Posted by リリィ at 00:55Comments(0)