仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

2008年10月04日

懐かしい友からのメール

独身のころ、よく一人で北海道を旅した。

始めは仙台から苫小牧までのフェリーと国鉄(JR)の周遊券で。
就職してからは夜行列車や青函連絡船、飛行機、レンタカーとグレードアップしたけど
宿だけは若者が集まるユースホステルやユースホステル形式の民宿に泊まった。
最初の宿だけ決めて、あとは出会いにまかせていきあたりばったり。

当時、北海道内のユース形式民宿を手書きで紹介した『とほ』という小冊子があり、みんなそれをガイドブックに旅していた。

それに載っていた民宿で今の主人とも知り合い、多くの友人にも知り合えた。

その友人の一人、たらちゃんが昨夜メールをくれた。

たらちゃんは東京の会社社長の御曹司で、いかにも東京のお坊ちゃま的ではあったが、細い体型に似合わず中型バイクで一人旅していた。

出会ったのは内陸部の小利別にあった民宿夢舎。

廃校になった小学校を改築した宿だった。

元職員室が食堂兼談話室で、みんな一人旅どうしが集まって学生のサークル合宿のように

ワイワイ騒ぎ、はしゃいだ。

夕暮れにはワゴン車乗り丘の上まで夕陽を見に行き、
夕飯は鉄板で焼いた鮭と野菜のちゃんちゃん焼き、冷え込む夜に備えて相部屋の寝床に湯たんぽを入れた。

宿を離れる朝には、たらちゃんが愛車のバイクで少し離れた駅まで送ってくれた

来年はバイクでおいでよなんていうから、
調子にのって教習所通って免許とるまえに転んで大けが。

バイク免許はドクターストップ。

その後遺症は今もあるけど、あのまま免許取って旅行してたらもっとたいへんなことになったのかも。

怪我も神様の思し召し。

その後もたらちゃんと同じころに仲良しになった六人で安曇野にも行った。

東京に集合してワゴン車で爆走。

コテージを借りて飲み明かした。

わさび園の辛いわさびソフト、わさびチョコレート、道祖神、地酒くすだま、鬼ごろし、にごり酒。。。

昨日のことのようなのに、もう20年前になる。

年賀状だけの交流だったが昨年結婚のお知らせが。

そして今度は軽井沢に転居したお知らせがきて、

たぶん好青年もいいおっさんになったろうに、

書かれていた文字が昔のままだった。

懐かしくてメールをしたら返信がきた。

それが昨夜のメール。

書き出しは

『○○ちゃん』

四十すぎてちゃんづけで呼んでくれる男性はそうない。

来年にはパパになるらしい。

おめでとう。たらちゃん。

なんだかうれしくて懐かしくて

うれしくて。。。

眠れない夜だった。

またいつの日か、会えたらいいね。

会いたいねぇ。

またみんなで。


Posted by リリィ at 18:46│Comments(0)
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