仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

2010年05月09日

医師のプライドってなに?

病院に勤めていると、ときに「やりにくいな〜」という医師に遭遇する。

。。。。。。。ってか、医師って「やりにくい人が多い」

そりゃ〜、小さいときから優秀で、とか

『だって、頭いいから医者になっちゃお〜」みたいな

ノリで医学部に入学する人だっているらしい。。。。

まあ、中には本当に志し高い学生さんもいてはるし

尊敬する先生もいてはりますが。。。。

数は少ない。。。。とみた。

勤務する病院にもプライドって言うか、「エゴ」の高いドクターが

数名(。。。と、言っておこう。)いらしゃる。

患者さんがどんなに「病気悪化してるみたい」シグナルを発していても

ナースからの指摘が自分より先だったりしたら

「様子を見る」とのたまう。

様子を見るとは、「なにもしない」 もしくは「ほったらかし」を意味する。

たしかに、ほったらかしても軽快していくときもある。

でも、これはまずいぞといくらナースがつついても、

「様子を見る」といい張ることがある。

で、ひどいときには「ナースの報告が遅かった。」とか「ナースの対応が悪かった」とか

ナースのせいにするやつもいる。

おいおい。

むかし、学生の頃「ヒポクラテス達」という映画を見た。

東北大学の医学部の学祭での上映。

映画の中の医学生達は、「医者になる」「人の命を決定する仕事」というプレッシャーに

あるものは自殺し、あるものは精神病を発症し同級生の患者になる。

ドクターとは、そういう仕事なのだと思った。

医学部の友人は眼科医を選択した。

「だって、人が死なないだろう。。。」そういっていた。



私の尊敬するドクター達は真摯に「命と」向き合っていた。

ナースを信頼してくれた。

だから、研鑽を積もうと思った。

片腕でありたいと思ったから。

なのにさぁ。。。。。


Posted by リリィ at 22:52│Comments(0)
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