仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

2010年06月12日

三連休〜

夕べな遅くまでなんだかんだと眠れなかった。

だって、久々の『遠足』なんだもんっ。

もうずいぶん前から計画していた二泊三日旅行。

職場のお誕生日休暇を使って、飛騨高山へ。

昔、就職したてのころ、東京の友達と旅した。

前年に北海道で友達になった短大生の男の子二人が高山に住んでいた。

彼等に会いにいこうか。。。

そんなわけで、3月のお彼岸に出かけた。

私は北海道と東北圏内以外あまり遠出をしらず

切符や宿の手配から行き方まで友達におんぶにだっこ。

時刻表を見ながら彼女の後をついていったら高山についた。

高山ってどんなところかも、どこにあるのかもピンときていなかった。

高山在住の友達にあちこち案内してもらい、

古い町並みや朝市を堪能して帰るはずだったが、

帰路についた日は季節ハズレのときならぬ大雪になり
名古屋まででまものの、新幹線は止まり飛行機も飛ばない。

帰れなくなってしまった。

名古屋では足止めされた客であふれ、困った私たちは高山に戻り、

友達の下宿に泊まらせてもらった。

翌日、職場に電話して思いがけない一日延長の旅になった。

思えば、高山に行くのはそれ以来。

あの高山旅行の日、

当時付き合っていた彼が大学を卒業し東京に就職のため仙台をでる日だった。

住所も連絡先を告げることもなく、引っ越してしまった。

見送ることもしなかった。

旅行はたのしかったのに、高山と聞くとなんだかせつない思いがあったものだ。

その彼も故郷に帰り、生まれ育った町で建築士をしているはずだ。

優しくていまいち頼りない人だったからきっとしっかりものの奥さんがいるだろうな。

あの日訪ねた男の子たちも家庭を持って

富山と大阪にくらしている。

私と今日旅してくれる友達は、偶然にも同い年の娘の母になっている。

娘たちはちょうどあのころの私たちくらいに成長し、
大人のようでまだ頼りない足どりで未来向かってに歩いている。


仕事をしていると、よくお年寄りが何十年も前のことを『この間。。。』ということがある。

若かったころは、お年寄りのそんな感覚をおかしいと思っていた。

でも、最近私も十数年前が『この間』のような気がしてきた。

そう。

高山に行ったのは25年も前じゃないみたい。

ほんとうにそんなにたってるのかなぁ。。。

歳をとると、時間の流れに逆らうのかもしれない。

先日買ったのだめの『ベト7』を聞きながらテンション上げていってきます。

列車はもうすぐ新大阪〜。


Posted by リリィ at 09:08│Comments(2)
この記事へのコメント
いいですねェ〜♪
楽しさ伝わりますよ〜☆

行ってらっしゃーい(^^)/
Posted by ハマの班長 at 2010年06月12日 12:51
ハマの班長さん、

お久しぶりです。

楽しんでます。いっぱいおしゃべりしました。

明日は高山観光です。
Posted by リリィ at 2010年06月13日 00:16
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三連休〜
    コメント(2)