仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

2011年09月03日

一年

元カレと連絡が取れて、メールのやり取りが始まって一年。

22の時に引き戻されたような思いで続いてきた。



あのころは、職場の呼び出しもポケベルで

今のように個人同士が時間を問わず連絡をとりあうツールはなかった。

学生寮を出てからは実家だったし、電話で極度に緊張する彼は

ほとんど家に電話してくれたことはなく。。。

もちろん、私はすでに社会人で、彼は大学生だったから

お互いの『都合』を気にして頻繁に連絡を取ることもなかった。


会った時に次の約束をして、待ち合わせに遅れそうでも連絡できず、

息を切らして走って行って『ごめんね』

たいてい、遅刻するのは私のほうだった。


『そんなこと、あったね〜。』なんて、遠い思い出話をしながら


そういえば、一度も好きだとか付き合ってとか言われたことはなかったな。

メールでツッコミいれてみたが、

『なんとも思ってない子を、結婚してからも思い出したりはしないだろ』

『今だって言葉にできないんだから、あのころなんか無理に決まってる』


シャイでしたな、お互いに。


月に800通だったメールは、彼の仕事が忙しくなるにしたがって600通程度になった。

女友達には、『おかしいだろ、よその旦那だろっ』と呆れられる。

確かに。。。おかしいか。。。な。


あのころ、今のように携帯みたいなツールがあって

今のように言葉を交わせたら、私たちは違っていただろうか。


そんなことを思ったりする。


『連絡ついてから一年たったね、メールありがとね』

ってメールしたら

『おいおい、明日あたり死ぬんじゃないだろうな(-.-;)』

違うよ。ただ、うれしいから。


ノスタルジーは少しだけ私を少女に戻す。



Posted by リリィ at 22:34│Comments(0)
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