仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

2012年03月15日

実習生

週明けから、看護学校の実習生が病棟にきていた。

一年生だ。

実習は、入学して二度目。
初めて看護師のたまごとして病院にきたのは昨年秋。
戴帽式(ナースキャップをいただく式)前の見学実習に二日。

そのあとは学内演習や講義だけの日々が続いていただろう。

前回、やたらと、『現場はすごい』 『感動した』と

まったくの素人感想を残して実習を終えた彼らだった。

今回は真新しいナースキャップをつけての初実習。

まだ、そこまでお勉強は進んでないでしょ?というとこまで疑問を持つものだから

質問は的外れだし知識も断片的。

カルテに書いてある専門用語(日本語)の意味もよくわからない。

でもうちの病棟の二人は、なんだかいい感じに育ちそうな気配。

患者さんとのコミュニケーションに戸惑う、

認知症の方の一貫性のない言動に戸惑う、

まだなんにもできない自分に戸惑う。


『こんなとき、どうしたらいいんだろう。。。』

まだ、自分でいっぱいいっぱい。


そんな頃もあったな。



戸惑う彼女たちが中堅になるころには、高齢化率はいまよりも上がる。

わからない、できないといっていてはこの仕事は成り立たない。


今回の実習が少なからず今後のヒントになってくれればと思う。


実習は今日が最終日。
これが終われば春休み、そして二年生に進級。

春からはもっと難しくなるよ。

みんな、がんばって。



Posted by リリィ at 12:17│Comments(0)
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