2014年01月20日
1月は
毎年のことなんだが、
お正月が過ぎると関西は9、10、11と商売繁盛を願う『えべっさん』がある。
この頃になると新聞には『阪神大震災から○○年』といった記事が載る。
あの日産まれた子供たちのこと、亡くした家族の年を数える人々、追悼行事のこと、
そして、テレビではあの日の報道映像が流れる。
東北の震災以来、私は眠っていた軽いPTSDを発症した。
関連記事や映像に触れる度、あの、震災急性期の空気や臭いや 風景がフラッシュバックする。
眠れないほどではないが、だるく、ひどい肩凝りがする。
怖かったとか、悲しかったとかいう思いではなく 、私の場合は懺悔なのだが。
娘の怪我を理由に、当日私は仕事を休んだ。
休んだ、いや、逃げた。
『娘がけがをした』ことで、『今日は帰りなさい』という上司の言葉に、
ほっとしたのだ。
あそこにいなくてもいいんだと、気持ちの片隅で安堵した自分がいた。
あとから私がいなかった時間の混乱とスタッフの闘いをきくにつけ、
なぜ、あそこにいようとしなかったのかと後悔した。
しかし、私はまだ4才になったばかりの子供の母でもあった。
『母親』を放棄して、『看護師』で過ごしたほうがしあわせだったか?と聞かれたら、それでも後悔は残ったのかもしれない。
あの日、なにが正しくて間違っていたなんて、わからない。
ただ、もう、19年たっても、あの日は昨日のようで、
忘れたくても消えていかない1月17日なのです。
お正月が過ぎると関西は9、10、11と商売繁盛を願う『えべっさん』がある。
この頃になると新聞には『阪神大震災から○○年』といった記事が載る。
あの日産まれた子供たちのこと、亡くした家族の年を数える人々、追悼行事のこと、
そして、テレビではあの日の報道映像が流れる。
東北の震災以来、私は眠っていた軽いPTSDを発症した。
関連記事や映像に触れる度、あの、震災急性期の空気や臭いや 風景がフラッシュバックする。
眠れないほどではないが、だるく、ひどい肩凝りがする。
怖かったとか、悲しかったとかいう思いではなく 、私の場合は懺悔なのだが。
娘の怪我を理由に、当日私は仕事を休んだ。
休んだ、いや、逃げた。
『娘がけがをした』ことで、『今日は帰りなさい』という上司の言葉に、
ほっとしたのだ。
あそこにいなくてもいいんだと、気持ちの片隅で安堵した自分がいた。
あとから私がいなかった時間の混乱とスタッフの闘いをきくにつけ、
なぜ、あそこにいようとしなかったのかと後悔した。
しかし、私はまだ4才になったばかりの子供の母でもあった。
『母親』を放棄して、『看護師』で過ごしたほうがしあわせだったか?と聞かれたら、それでも後悔は残ったのかもしれない。
あの日、なにが正しくて間違っていたなんて、わからない。
ただ、もう、19年たっても、あの日は昨日のようで、
忘れたくても消えていかない1月17日なのです。
Posted by リリィ at 14:08│Comments(0)