法事で
両親の13回忌のため、仙台に帰郷していた。
10年ぶりに再会した伯父や叔母は、一様に年をとり、小さくなっていた。
父や母が遺影だけなのも慣れたはずなのに
仙台に来ると時が戻る。
滞在最終日は一人でアーケードを歩いた。
ビルが建ち並び、新しいショップができて
見違える私の故郷。
それでも、すれ違う人々から聞こえてくる懐かしい訛り、大通りのケヤキの木々たち。
昔と同じところにある、よくいった喫茶店。
やっぱり、仙台はいいなぁ。。。
なんでこの街を出たいと思ったんだろう。
食べ物だってなんだって、この街がすきだったのに。
帰りの飛行機は満席でとれなかったから
今回は初めて新幹線で帰ります。
東北新幹線に乗ったのは、結婚式に向かう片道切符の時以来。
あの時はまだ父も母も若かったなぁ。。。
6時間かけてゆっくり和歌山に戻ります。
バイバイ、仙台。