仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

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2012年01月20日

1.17

今年は阪神大震災から17年。
ずっと行けなかったこの日に神戸へ行ってきました。

三ノ宮、東遊園地の1・17の灯明の周りには、東北へのメッセージがたくさんありました。

今年は14時46分(東日本大震災発生時刻)にも時報が流れ、黙祷が行われました。

公園にいたほとんどの人が帽子や手袋を外して黙祷していました。

報道のシャッター音だけ響いていました。

インタビューを受けていた女性が、『気持ちの整理がつかなくて、いままでこられなかったんです』と話していました。

いるんだなぁ。。。同じような思いの人も。

花粉症みたいに鼻水すすりながら涙こらえました。


夕方、東灘区住吉のかつての職場によりました。

当時の直属の上司は看護部長になられていて

忙しいなか会ってくださいました。

最寄駅の風景も病院の玄関も、改装はされていましたが当時のままで

17年前にタイムスリップしたよう。

振り返ると4才の娘がちょこちょこついてくるような錯覚さえ覚えました。


病院の廊下で懐かしい先生方にもお会いしました。

『また先生と仕事したいよ〜、』というと

『そうやなぁ、たいへんだったけど楽しかったなぁ、みんな若かったしなぁ〜。』


思えばあのころ、ドクターもナースも30代主流の急性期病棟だった。

へとへとでも充実した日々だった。

『いつでも帰ってこいよ』

先生方も『戦友』だね。


それなりに白髪になったりお腹がでたり、保育園に通っていた子供達が成人していたりと『年月』は感じるが

きっと、仕事への情熱はあのころとかわらない。


また一緒に働きたい。たぶん叶わないけど。


思い出話が長すぎて、予定より遅い帰宅になったけど

心がポカポカした震災忌でした。  


Posted by リリィ at 19:37Comments(2)