仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

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2008年11月29日

お泊り

今日は年に一度のビ〜ンズ友の会。

なんだそりゃ?って?

実はある出版社の研修会で知り合った同業者友達とのお泊り会のこと。

関西に本社がある出版社で、頻回にある研修会は刺激のすくない和歌山の生活に新しい情報と学ぶ意欲をもたらしてくれる。

研究発表や会議や雑務に追われることもなく、
日々のことだけこなしていると
モチベーションは下がりつづける。

忙しく余裕のない神戸時代と比べれば楽ではあったが、日なたのりんごみたいに腐っていきそうで
なんだか焦りさえ感じて、一人自分のために投資しようとたびたび研修会を申し込んだ。

和歌山の人は案外ケチである。
和歌山にくるただの研修には出かけるが
有料(たいてい、一万円以上)で、まして交通費使ってわざわざ出掛けてまで
よほどのことがないとしないらしい。

バーゲンに大阪へは行くが
自前で知識を買いには行かないのだ。

そんな毎日にときどき風を吹き込んでくれるのがこの研修会だった。

その出版社から出ている看護雑誌、ナースビ〜ンズのホームページ掲示板で知り合った仲間がビ〜ンズ友なのである。

私以外は一カ所で長年頑張る管理職なので、

ちゃらんぽらんな私とは根性の座り方もモチベーションの高さもまったく違う。

ほぼ同じ世代なのに尊敬することばかり。

年に一度、なんとか都合をつけては、

大阪・富山・仙台・和歌山在住の四人が集まる。

修学旅行のように食べてお風呂に入ってしゃべりまくる。
悩み事を聞いてもらう。

そうして、また一年の元気をもらって帰るのだ。

もうすぐ彼女達に会える。

また元気をもらって帰ろう。
  


Posted by リリィ at 16:41Comments(0)

2008年11月27日

なにか。

ある重大事件の容疑者が

子供のころに保健所に連れていかれた愛犬の仇をとるために

この事件を起こしたと供述していると報道されていた。

動物であれ、愛していたものの死は悲しい。

それが天命であったとしても。

まして、理不尽な死であればなおさらだろう。

幼かった彼の悲しみを察するが、

しかし、その手が奪った命とその遺族の悲しみ憎しみを彼は想像できなかったのだろうか。

自分に起きていない痛みゃ苦しみさえ、人間は察し想像し擬似体験してそれを『思いやる』ことができる。
悲しみを心の傷としてもった彼ならば、

それを知るものとして思いやる心を育てて欲しかった。

いやたぶん、この動悸はなんだかダミーのような気もして。

本当のことはちがうところにあるような。

かつて、明治のころ来日した外国の技師たちが

礼儀正しく、慈悲深く、幼子を慈しみ、年寄りを大事にし、なにより笑顔で暮らしている日本人の民族性に
憧れすら抱いたと書き残している。

なにか、大事ななにかを私たちは置き去りにして、

自分だけは違うと思いながら暮らしているのかもしれない。
  


Posted by リリィ at 15:09Comments(0)

2008年11月23日

買い物

今日は久しぶりの『日曜日なのに休み』だったので

娘と大阪府内の大型ショッピングセンターに出掛けた。

自宅から車で約一時間。

特に目的があってではなかったけど

みて歩いているだけでもなんとなく楽しいのがショッピングセンターだったりする。

おのずと、娘の一人暮らしの準備用品を見て歩くことに。

なんか、新しい暮らしの道具を探すのは楽しい。

私も、一人暮らしがしたかったけど親に反対され、

地元から離れた大学に行きたかったけど親に反対され、

美大に行きたかったけど芸術では食べては行けないと反対され、

私はそのすべてを受け入れて、地元の医療系専門学校に進み

大好きだった陶芸から遠ざかり

土と炎の魅力にふたをして
いまの仕事について

懸命に仕事を覚え、この仕事は私には向いてないと思いながら

それでもそのなかでいろんなことを学び

たくさんの出会いがあり

父と母をこの手で看取ることが出来、

この人生に後悔などいまのところないけれど

私が望んだもうひとつの道に進んでいたらどうだったのだろうと思うこともある。

来年の春、一人娘は芸大に進学するためわが家を離れる。

私ができなかった一人暮らしを始め、美術を学ぶ。

専攻は違うが、私がかなわなかったことを娘が実現する。

なんか。

不思議な思いがする。

子育てをしながらいつも、娘を通して

もう一度生き直しているような気がしていた。

進学を考え始めたとき、一番に県外を勧めたのは

私。

かつて父は私に

『好きなことを仕事にするな。行き詰まったときにつらくなる』と、

職業を意識した進学を勧めた。

でも、好きなことなら行き詰まっても

乗り越えられるんじゃないかと。。。思う。

きっとそうだと思う。

こうちゃん、小さかったあなたが選んだ道で

お母さんの夢がかなっていくわ。

もう一本の道に迷わないように

やりたいことをがんばって。

ただし、学費は四年までだから覚えておくのよっ。  


Posted by リリィ at 22:01Comments(0)

2008年11月18日

木枯らし一号

今日は暖かいあさだったのに、

昼過ぎから空が冬色になって

大阪では木枯らし一号が吹いたとか。

日勤の終にリハビリしてもらって外へ出たら

冷たい風がビュゥビュゥ〜

さぶ〜い。

駅までの道すがら、ホットカフェオレを買って

暖をとりながら歩きました。

明日は夜勤。

朝、ゆっくりできるから夜勤は好きです。

この病院に勤め初めて四つ目の季節が巡ってきました。

また和歌山の職場に代わろうと考えてはいますが、

信頼してくださる患者さんや、

私の足を心配してくれる同僚やリハビリスタッフに、
決心も鈍るというもの。

春からのこの数ヶ月、

久々の極度のストレスによく耐えた、がんばった。

自分を素直に褒めてあげられるこの数ヶ月を

ただの長い研修だったさと
割り切るべきか、いなか。

確かに、大学にいっていろんな見方がかわり

興味の視点が、看護学からはなれていた。

看護学がなんだかめんどうな理論に思えてしまったのは

収穫なのか弊害なのか。

なにより

私は結局どんな仕事をしていきたいのか

ビジョンはぼやけるばかり。

こんなことをしたいと思うことはあるけれど

それを実現するには、まだまだ知識がたりなくて

なんてしらないことばかりなんだ。

などと寒空をながめつつ

若いころのように悩む、今年の冬の始まり。

もうすぐ電車は和歌山に到着。

駅からうちまで

チャリンコがさぶいなぁ〜。
  


Posted by リリィ at 20:41Comments(0)

2008年11月13日

夫婦って

この間、

ある番組でこんな川柳を流していた。

「つらかった、と言う前に

つらかったろうと

言ってくれるあなたと50年」

そんな夫婦になりたいと、

そんな夫婦でいたいと、

この人ならばと結婚してみたけれど

どうも、そうではないようで。

遠方に嫁いで、友達もなく土地勘もなく

毎日家に閉じこもる生活がつらくて

仕事に出れば、

生意気だと。いいきになるなといい。。。

子供が産まれれば、

女はうちにいるものだといい、

保育園に男が子供をおくるなんて格好悪いい

震災で、仕事と家族の狭間で揺れているとき

どうせ、おまえ、仕事の方が大事だろう、と

娘を連れて実家に帰ってしまい。。。

あのとき、家族は戦場から帰った私の唯一の癒しだったのに。

大学も出ていないくせに

というから、

通信制大学を仕事しながら懸命に卒業すれば、

「お前のやることはすべてくだらない」といい。。。

夜勤明けや、体調が悪くて寝ていれば、

「ダラダラしやがって」とベッドを蹴る。

両親がガンのため相次いで闘病したときも、

看病に通う私に

「お前の親はいつ死ぬんだよ。いつまでも困る。」

みんな、お酒に酔ったときに発せられた言葉だけれど、

しらふの本人は覚えていないみたいだけれど、

酔ったときの言葉は

理性がはずれた本心だではないのか。

ふだんは優しい。

黙って、自分のことは自分でやってくれるし

仕事にもなにも文句は言わない。

でも、私はとても傷ついている。

この二面性の、どちらが彼なのか。

帰宅すると、

テレビとパソコンと犬と会話する。

話しかけても、目も合わせない。

悩みも、はなせない。

なにも話してくれない。

私より、先にブログに近況が記録され、

私よりさきにブログ仲間に話をする。

本来そんな人なのか、そんな人になってしまったのか。

この人と、一緒に年をとれるか。。。

なんだか不安になってる。






  


Posted by リリィ at 13:12Comments(4)

2008年11月06日

子猫?

今朝、久しぶりに夢を見た。

わが家に子猫がきた夢。

娘が小学生のころ、友達と公園で捨てられている子猫をみつけた。

生後一ヶ月くらい。

五匹の兄弟。

人なつっこい子猫たちはダンボールにソーセージ一本あてがわれ、雨降りの公園に捨てられていた。

母猫は飼い猫だろう。

ふたをあけると怯えることもなく、くりくりした目でこちらを見上げた。

このまま置いておいたら、死んでしまうか保健所行き。どちらにしても命はない。

拾ってきて獣医さんに連れていって回虫の検査もして、職場や市内の方にもらっていただいた。

最後に残ったクロネコの末っ子はうちで飼う覚悟を決めたところで里親が決まり、もらわれて行った。

約一ヶ月家族だった子猫たち、あのときの猫たちになにかあったのか。。。

なんの脈絡も心当たりもないままの不思議な夢だった。

ちょこんと座ってこちらを見上げる愛らしい顔をまだ覚えている。  


Posted by リリィ at 07:53Comments(0)

2008年11月02日

ランチ

和歌山の。。。で恐縮です。

噂のカフェへ行ってみた。

和歌山の町はずれ。

古い工場だった倉庫のような建物。

看板がなければ、だだの工場あと。

30代の女性オーナーがはじめたお店らしい。

入ると、何となくほこりの匂いがするのは否めない。

がら~んとした空間に、

手作り雑貨や絵本などが展示販売されていて

統一感のない机やイスがなんとも新鮮。

芸大進学予定の娘は 「こんなアトリエが欲しいなぁ。  薪ストーブなんかおいて。。。夏は暑いかな」

素朴な雑貨や絵本に興味津々。



いただいたのはカレー

野菜の甘みでちょっぴり辛い。

添え物のピクルスもお手製だった。。。おいしい。



ただ、「辛いのがお好きなときは。。。」ともってきたくれたパプリカは

湿気ていて、

出なかった。。。。笑った。



食後にミルクティーをいただいて、しばしほっこり。。。

今日、和歌山は最高気温22℃。

ぽかぽかの日差しのなかでゆっくりさせてもらいました。

今日は車で来たけど、足が治ったら自転車で来よう。

自宅から。。。8㌔くらい。

いいサイクリングコースになりそうです。  


Posted by リリィ at 20:58Comments(2)