仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2008年10月31日

労災休暇




職場の階段から落ちた。

3日前。

落ちたって言っても、下から二段だけど。

昼休み、職員食堂に行く途中、とことこ降りていた階段に

なぜか、どっかにつまずいてやばいと思ったときは

下の床にいて

左足首の激痛ともともと弱い右膝のごりっとした感触のあとの鈍痛で

いった~~~い、どうしよう両足いたい~。

ちょうどフロアーからは見えないところで、目撃者もなく、痛みに座り込んでいても

昼休みなので誰も通らず。。。。

仕方なく立ち上がって何とか食堂へ行って

同僚に「こけた」というのが精一杯。

両足いたいとどうして歩いたらいいかわからないね。

即、受診の段取りしてもらって、レントゲン、診察。。。

行く先々で、「どうしたん?」 「どっからこけたん?」 「えらいこちゃね」と声をかけていただき、

診察の先生に

「階段、二段目から落ちました」というと

「ほ~、そりゃ、かっこええなぁ~。」と笑われ。。。

だっていたいのよ。両足いたいのよ。。。
 
幸いにも骨折はなく、

「3日間は足挙上して冷やして。こりゃ、しばらくお休みやな~」

ってことで、

なんと、自分でこけたのに職場事故なので「労働災害」に。

1週間、病欠をいただいて、

腐っております。

動けないから太るじゃないの。

入職してからこんなに休んだことはなかった。

これは、これからのことをじっくり考えろと言うことかと

良いように考え、

今日もゴロゴロしています。

勤務変わってもらったみなさん、ありがとう。。。。ご迷惑をおかけします。。。


  


Posted by リリィ at 16:35Comments(4)

2008年10月26日

友人からの電話

高校時代の友人から電話が来た。

卒業後、ながらく連絡をとらないでいたが、娘が生まれたとき市役所で偶然再会。
それからなにかと連絡を取り合い帰郷すれば必ず会ってくれる。

大家族に嫁ぎ、「本家の嫁」として奔走し、4人の子供達と商売人のご主人を支える
肝っ玉母ちゃんである。

その彼女が、「離婚しようかなぁ」と電話をくれた。

ご主人と、商売のことで意見が対立し大喧嘩をしたのだと。

とかく男性は攻めに出る。
彼女はやっぱり守りを考えた。
 
子供達の教育、親の介護、これからの生活。。。
自分の意見を聞いてくれない夫は「私を認めてくれていない」と。


私も、一人で生きていけないわけではない。

この仕事(看護師)は、一人の方が楽だったりする。

夜勤明けで食事の支度をしなくても、アイロンがけをしなくても、掃除をしなくても
一人ならかまわない。

コンビニ弁当でも、お総菜を並べても、へたすりゃ食事をしなくてもかまわないし
好きなときに寝て、好きな時間に勉強もできる。

研修や呑み会で遅くなっても誰にも文句を言われないのだから。

だけど、独身を貫かず、結婚して親になった。
自分だけのわがままな生活ができないことを承知で伴侶を得て、子供を授かった。

しかし、そこから得た物ははかりしれない。

我慢するとか、耐えるのではなく
自分の選んだ人生をきちんと子供達に見せていこう。

子供達のよりどころは、いくつになっても「母ちゃん」なのだから。

「そうか。。。よりどころか。そうねぇ」

最後には「やっぱり子供達のためにもう少しがんばるわ」と。。。

専業主婦として頑張ってきた彼女。
家族が最後に頼りにするのは、きっとあんただよ。

頑張れ。

それより、約束のキムチ、はやく送れ!と催促して電話を切った。

また仙台帰ったら、会おうね。




  


Posted by リリィ at 14:38Comments(0)

2008年10月17日

先週の週末は

先週末、土日ともに日勤で出勤。

その週末は岸和田の「上の祭り」といわれる、第二の岸和田だんじり祭りだった。

よく知らなかったのだが患者さんからの話では、だんじりは地区ごと・神社ごとに祭りの日程が

ちがうらしい。

一節には、一斉に同じ日に祭りが行われると、

パトカーも救急車ももちろん一般の車両も

だんじりが通過するまで通行できなくなるため。。。らしい。

一般的には下の祭りといわれる前半のだんじりがにぎやからしいが

上の祭りでもたいがい街はそわそわしていた。

生だんじりをみたことがなかった私だが、今回は通勤の道すがら、子供達から大人までが引き回す

だんじりに遭遇した。


その歩道に、小学校低学年くらいの男の子が

母親とおぼしき女性に、「今日は、熱があるからみるだけやで。だんじりは来年もあるから。

来年、引き回したらいいやんか。今日はあかんで。」

と、言い聞かせられつつ泣いていた。

「だって、今年のだんじりは今日だけやンか~。。。」

ここいらの男の子には、祭りはなによりも大切な行事らしい。


来年は、元気に祭りに参加できると良いね。


  


Posted by リリィ at 15:05Comments(0)

2008年10月04日

懐かしい友からのメール

独身のころ、よく一人で北海道を旅した。

始めは仙台から苫小牧までのフェリーと国鉄(JR)の周遊券で。
就職してからは夜行列車や青函連絡船、飛行機、レンタカーとグレードアップしたけど
宿だけは若者が集まるユースホステルやユースホステル形式の民宿に泊まった。
最初の宿だけ決めて、あとは出会いにまかせていきあたりばったり。

当時、北海道内のユース形式民宿を手書きで紹介した『とほ』という小冊子があり、みんなそれをガイドブックに旅していた。

それに載っていた民宿で今の主人とも知り合い、多くの友人にも知り合えた。

その友人の一人、たらちゃんが昨夜メールをくれた。

たらちゃんは東京の会社社長の御曹司で、いかにも東京のお坊ちゃま的ではあったが、細い体型に似合わず中型バイクで一人旅していた。

出会ったのは内陸部の小利別にあった民宿夢舎。

廃校になった小学校を改築した宿だった。

元職員室が食堂兼談話室で、みんな一人旅どうしが集まって学生のサークル合宿のように

ワイワイ騒ぎ、はしゃいだ。

夕暮れにはワゴン車乗り丘の上まで夕陽を見に行き、
夕飯は鉄板で焼いた鮭と野菜のちゃんちゃん焼き、冷え込む夜に備えて相部屋の寝床に湯たんぽを入れた。

宿を離れる朝には、たらちゃんが愛車のバイクで少し離れた駅まで送ってくれた

来年はバイクでおいでよなんていうから、
調子にのって教習所通って免許とるまえに転んで大けが。

バイク免許はドクターストップ。

その後遺症は今もあるけど、あのまま免許取って旅行してたらもっとたいへんなことになったのかも。

怪我も神様の思し召し。

その後もたらちゃんと同じころに仲良しになった六人で安曇野にも行った。

東京に集合してワゴン車で爆走。

コテージを借りて飲み明かした。

わさび園の辛いわさびソフト、わさびチョコレート、道祖神、地酒くすだま、鬼ごろし、にごり酒。。。

昨日のことのようなのに、もう20年前になる。

年賀状だけの交流だったが昨年結婚のお知らせが。

そして今度は軽井沢に転居したお知らせがきて、

たぶん好青年もいいおっさんになったろうに、

書かれていた文字が昔のままだった。

懐かしくてメールをしたら返信がきた。

それが昨夜のメール。

書き出しは

『○○ちゃん』

四十すぎてちゃんづけで呼んでくれる男性はそうない。

来年にはパパになるらしい。

おめでとう。たらちゃん。

なんだかうれしくて懐かしくて

うれしくて。。。

眠れない夜だった。

またいつの日か、会えたらいいね。

会いたいねぇ。

またみんなで。  


Posted by リリィ at 18:46Comments(0)

2008年10月02日

先週の話ですが。

先月の24日は、娘の誕生日。

18才になった。



もう、19年前。。。

結婚して、半年たってそろそろ子供が欲しいなと思っていたころ、

そう思った途端に妊娠した。

まだまだ、仕事が大事だった頃。

結婚して、神戸に住み始めて、就職して3ヶ月経った頃だった。

赤ちゃんは欲しかったけど、仕事は辞める気がなかったし生まれたらけっこう大変だなんて

漠然と考えていた。

主人は、子供が産まれれば仕事は辞めるだろうと思っていたみたいだけど

そんなつもりはなかった。

産休とか、育児休暇とか、保育所とかいろいろ調べながら

大きくなるお腹に、命の不思議を感じていた。

明日は、里帰りするという8月24日、

結婚してすぐ飼い始めた、かわいがっていたインコのトトが突然死んだ。

里帰りの朝、マンションの空き地に泣きながら弔って

仙台に帰ってきた。

予定日は10月1日だったのに、なんだか9月24日、に生まれてくる気がした。

あのインコのトトが人間の娘になって帰って来るんだと。

そしたら、本当に日付が変わるほんの1時間前、9月24日22時53分、娘は生まれてきた。

「お帰り。トト」

彼女は、生まれる前からうちの娘だった。。。ような気がする。

その、小さかった赤ん坊が、トトの魂を受け継いだ赤ん坊が

来年は高校を卒業して遠くの街の大学へ旅立つ。

若鶏が巣のなかで羽ばたきをはじめるように

物知り顔で未来を夢見る。



「早く、大きくなってくれたらいいな。。。」と、思っていたのに。

大きくなってしまうと、子育ての日々はあっという間。。。

手をつないで歩いた日々は遠い遠い日になっていく。


それで、良いのだ。

でも寂しい。

寂しいものですねぇ。







  


Posted by リリィ at 23:22Comments(2)