仙台で生まれて25年間すごして、ひょんなことから関西の人に嫁ぎました。 和歌山在住。 家族は主人と京都に暮らす大学生の娘、13才でお星さまになったコーギー犬リリィです。

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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2012年03月29日

甘いもの















甘いものが、すっげーすっげー食べたくなって

デパ地下のケーキ屋さんのイートイン!

同じ百貨店のアフタヌーン・ティーより、ここの紅茶とケーキは私好み〜。


うみゃかった。。。(´〜`)
  


Posted by リリィ at 20:34Comments(4)

2012年03月19日

『ナースコールが嫌で。。。』

兵庫県三田市の病院で、男性看護師が

医師の指示なく勝手に睡眠導入剤を患者に投与していた、として逮捕された。


。。。気持ちはわからないではない。


私が看護師になったころより、患者ははるかに高齢化し、

いわゆる認知症は入院という環境変化で進行することもある。

依存性も強く、不安感から用事もないのにナースコールを鳴らし続けたり

昼夜逆転による夜間不眠で騒いだり叫んだり。。。

患者が勝手に動いて転落や転倒を起こしても、管理責任を問われる。

家族から訴えられたら負けるのだ。


かといって、看護体勢は万全ではない。

定められた人員のギリギリの人数で勤務するのが『あたりまえ』の医療界である。


夜勤の前後に余裕などない。
常に疲労を抱えながら、やれ学会だ、研究だ、委員会だ、教育だ、と活動は広い。

自分の休みと自分の時間を割いて仕事にあてる。

プロならばあたりまえかもしれないが、看護ってなんだろう。。。と

ストレスをためることもあるだろう。



しかし、彼には同情することはできない。

それをコントロールしてこそ、この仕事なのだと思う。

『投与した』ということは、配薬されたその薬を、『彼を信頼して』患者さんは飲んだのだ。

彼はその信頼を裏切った。

投与したことは法律的な罪であるかもしれないが、

看護師としての最大の罪はその裏切りだと私は思う。

『看護師さんが私の薬だといってくれたのだから、安心だ』


その信頼を欺いたことを恥じてほしい。


その動機が『ナースコールが嫌』ならなおさら。

これを押したらナースが来てくれることを知っているから、患者さんはボタンを押すのだ。

来てほしいから、呼ぶのだ。

そこへ足を運ぶのが私たちの仕事だ。


それを不快に思うなら、職種を考えるべきだった。

君には向いてないんだよ。


ストレスは弱いほうへ向かう。

入所者への虐待しかり、ネグレクトしかり、パワハラしかり。。。


でも、弱いほうへ歪みの解消を向けることは

人間として、低俗であると気がつくべきだ。





その、ストレスフルな夜勤に、今日も行ってきます。
  


Posted by リリィ at 12:28Comments(0)

2012年03月19日

『僕等がいた』

娘が数日帰ってきていたので、久しぶりに映画館へ。

3月17日封切りの『僕等がいた』を観てきた。


高校生にしてはちょっと無理のある老けたキャスティングだったが、

生田斗真が出てるから観ちゃった。


一昨年の『ハナミズキ』も似たような高校生からのラブストーリーだったが

『ハナミズキ』のほうがよかったなぁ。。。

前編・後編の二部に分ける必要があったのか。。。的な。


第一。。。

『こんな深読みする高校生は、いねーよ』


後編はひと月後だが、観に行くかはちょっとビミョー。
  


Posted by リリィ at 00:13Comments(0)

2012年03月16日

シンデレラ・エクスプレス

300系新幹線が今日、ラストランだったそうだ。

デビューは20年前だから、私は関西に嫁いで三年。

幼い娘を育てながら仕事に追われていたころ。


ユーミンのシンデレラ・エクスプレスの流れるJRのコマーシャルが懐かしい。


仙台と兵庫県尼崎の距離で私たちは『つきあって』いた。

東海道・東北の両新幹線の利用、しかも当時はまだ東北新幹線の始発駅は『上野』だったから、

私たちのカボチャの馬車の最終便は16時30分。

新大阪のホームを列車が滑り出すと、

『彼』はホームのおしまいまで走った。

新幹線のスピードが上がって追いつけなくなっても、ホームの端まで。


東京につくと、最終便に別れを惜しむ恋人たちが、一車両に一組はいて、

一人であるく都会の駅のホームはさびしかった。

携帯もなかったころだから、今のように別れてからもメールのやり取りなんてできなかったし

まして、知らない人ばかりに囲まれた仙台までの約6時間は

一言も話さない長い長い沈黙の時間だった。


ひょっとして、この距離や淋しさが、勘違いをさせて結婚するまでに繋がったのかもしれない。

頻繁に会えたなら、また関係はちがったのかもと思ったりする。


格安航空便が登場して、関西と東京はまた近くなった。

でも、仙台に行くなら飛行機だけど、東京に行くなら新幹線がいい。


到着までの時間が速くなった今でも、駅から旅立つ感じは空港のそれとはなんだか違う。


駅弁買ったり、車内販売眺めたり、トイレ行ってみたり。。。

時間がかかるのもなかなかいいもので。


そういえば、大阪発青森行きの寝台特急『日本海』も、今日の夕方、ラストランで大阪駅を発車した。


新婚旅行は『日本海』に乗って冬の北海道に出かけたんだった。

寝台車の上段で向かい合って、ゴトゴト、ピーって汽笛を聞きながら

小さい窓から日本海の風景を眺めた。





またひとつ、昭和が遠くなったなと思う今日だった。  


Posted by リリィ at 23:11Comments(0)

2012年03月15日

実習生

週明けから、看護学校の実習生が病棟にきていた。

一年生だ。

実習は、入学して二度目。
初めて看護師のたまごとして病院にきたのは昨年秋。
戴帽式(ナースキャップをいただく式)前の見学実習に二日。

そのあとは学内演習や講義だけの日々が続いていただろう。

前回、やたらと、『現場はすごい』 『感動した』と

まったくの素人感想を残して実習を終えた彼らだった。

今回は真新しいナースキャップをつけての初実習。

まだ、そこまでお勉強は進んでないでしょ?というとこまで疑問を持つものだから

質問は的外れだし知識も断片的。

カルテに書いてある専門用語(日本語)の意味もよくわからない。

でもうちの病棟の二人は、なんだかいい感じに育ちそうな気配。

患者さんとのコミュニケーションに戸惑う、

認知症の方の一貫性のない言動に戸惑う、

まだなんにもできない自分に戸惑う。


『こんなとき、どうしたらいいんだろう。。。』

まだ、自分でいっぱいいっぱい。


そんな頃もあったな。



戸惑う彼女たちが中堅になるころには、高齢化率はいまよりも上がる。

わからない、できないといっていてはこの仕事は成り立たない。


今回の実習が少なからず今後のヒントになってくれればと思う。


実習は今日が最終日。
これが終われば春休み、そして二年生に進級。

春からはもっと難しくなるよ。

みんな、がんばって。
  


Posted by リリィ at 12:17Comments(0)

2012年03月11日

やっぱり

昨日までのプチパニックはPTSDだったのかもしれない。

夜勤で仕事に行き、震災関連の情報から離れると症状は途端に楽になっていった。

仕事に入った緊張感で気分が切り替わったのかもしれないが

仕事中は声もでて吐くこともなく腹部の痛みもなくなった。

放置していたデスクワークも合間に済ませた。


あぁ。。。楽になってく。
食事もとれたし、おしゃべりもできた。

不思議なくらい。


今日は帰ってきて、食事をして、シャワーして溶けてしまうかと思うほど眠った。


夜になって起きてオレンジジュースを一気飲み。

明日はまた寒いらしいが、少しなんとかなりそうだ。
  


Posted by リリィ at 22:26Comments(0)

2012年03月09日

体調不良

これは、PTSDなのか、更年期障害なのか。。。


消化器症状と動悸と頭痛とが代わりばんこにやってくる。

休日にテレビをつけると、震災関連の話題が多く

見ていられない

外出してみると、ただ動悸がして吐き気がする。


散らかる部屋が気になるのに片付けられない。


デスクワークも進まない。

ベッドに横になるのが一番楽。

起き上がると気分が悪い。


困ったなぁ。。。

こんなことばかりで時間を過ごしてしまうなんて。



こんなとき、仕事があってよかったかもと思う。


でなければ、私はすっかり引きこもる。


『やらなければならない』プレッシャーは、ときに人を救うのかもね。



がんばれ、自分。。。
  


Posted by リリィ at 16:55Comments(4)

2012年03月01日

神の采配

新しく編入した大学のテキストは一般書も多く、

『働く意味』を考えるものもある。


働くとは?

仕事をする意義とは?

職業を選択し決定するには?

自分はなにが得意なのか、
なにをしたいのか、

そんなことを10代の後半は考え続けたものだ。


いろんな思い込みも手伝って、迷走した進路決定だったが

いま思えばこちらに道は繋がっていたのかもしれない。


いろんな偶然と出会いと苦悩とがいつもあった。


自分の許容範囲を超える要求に耐えたこともあり、逃げ出したこともあり。。。

私は、特になにか信心しているわけではないが、

振り返れば、すべてが『神の采配』なのかなと思う。

いつもいつも、よいことも悪いことも、いまここにいることも。



今日は3月1日。

多くの高校では卒業式が行われていた。



何十年も前、私も卒業の日に、嫌っていたその学校にきた意味を思った。


うまくいかなくても、必ずなにか見つかる、見つけるためにその場所にきて、いろんな出会いがあるんだなぁ。。。って。


いまだに、反省の多い毎日だけど、いろんなことに感謝して暮らせるいまに

みんな繋がってきた。



今日、学び舎を旅立った子供達にも、

すてきな『神の采配』がありますように。
  


Posted by リリィ at 23:50Comments(0)