リリィ的三丁目の夕陽

七夕まつりの様子がニュースで流れていました。

今年は雨の中でビニール袋に入れられた吹き流しの映像はなかったから、

お天気に恵まれたのでしょうね。

和歌山にもけやき並木の大通りはありますが、

仙台の並木道に勝るものはないと思います。



焼け野原になった街に植えられた苗木が

戦後60年を越えて大木に育っています。

でも、大木に育ったが故の困難もあるそうで

並木道がこれからも存続できるか、難しい課題もあるようです。

でも、願わくば杜の都のけやき並木はいつまでもあってほしいです。

仙台でも、老舗だったパン屋さんや工芸品のお店がなくなってしまったり、映画館がなくなったり。。。

訪れる度にすこしづつ知らない街に変わっていますが
角を曲がるとタイムスリップする風景もまだまだ残っていて

確かにこの街で過ごした日々の記憶は幻ではないのだなと思わせてくれます。

思い出すのは青春の日々。
学生の時付き合っていた彼は、いまはどうしているかしら。

友達と徹夜で遊び歩いて青葉通りで転んだっけ。

ちょっとだけ背伸びして大人のフリをしていたあのころ。

あのころもけやき並木はやさしかった。

あの木陰。

いつまでもと思います。


帰りたくなりました。

仙台にも、あのころにも。